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翻訳地帯~新しい人文学の批評パラダイムにむけて~
エミリー・アプター
著
秋草 俊一郎,
今井 亮一,
坪野 圭介,
山辺 弦
翻訳
発行年月 |
2018年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
402p,14p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/文芸批評・理論 |
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ISBN |
9784766425185 |
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商品コード |
1027204555 |
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NDC分類 |
901.9 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年05月3週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2018/05/13 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027204555 |
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著者紹介
エミリー・アプター(著者):1954年生まれ。プリンストン大学比較文学科で博士号を取得。ニューヨーク大学フランス文学・比較文学教授。
内容
翻訳研究と文学を融合する 9.11「同時多発テロ」以降、ますます混迷する世界状況にたいし、人文学はどのようなことばで相対することが可能だろうか? 著者は、「戦争とは他の手段をもってする誤訳や食い違いの極端な継続にほかならない」という定義から出発し、単一言語(英語)主義がうむ世界の軋轢に警鐘を鳴らしつつ、「翻訳」の観点から新たな人文学のアプローチを模索する。 本書で俎上に上げられるのは、第二次世界大戦中のシュピッツァー、アウエルバッハの思想にある人文主義的コスモポリタニズム、スピヴァク、サイードの惑星的批評、ウリポなどの実験的な言語芸術の政治性、クレオールやバルカン半島の多言語状況の文学、さらには現代アートと擬似翻訳を例にした翻訳とテクノロジーの問題……など多岐にわたる。 「翻訳可能なものはなにもない」「すべては翻訳可能である」――二つの矛盾するテーゼを掲げ、言語と言語の狭間にあるものを拾いあげること、「翻訳中」のままに思考しつづけることを提言する。