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データの見えざる手~ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則~(草思社文庫 や4-1)
矢野 和男
著
発行年月 |
2018年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
286p |
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大きさ |
16cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/社会心理 |
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ISBN |
9784794223289 |
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商品コード |
1027209821 |
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NDC分類 |
361.4 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2018年05月1週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2018/07/07 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027209821 |
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著者紹介
矢野 和男(著者):株式会社日立製作所フェロー。2004年から先行してウエアラブル技術とビッグデータ解析で世界を牽引。論文被引用件数は2500件。特許出願350件。「ハーバードビジネスレビュー」誌に、「Business Microscope(日本語名:ビジネス顕微鏡)」が「歴史に残るウエアラブルデバイス」として紹介されるなど、世界的注目を集める。のべ100万日を超えるデータを使った企業業績向上の研究と心理学や人工知能からナノテクまでの専門性の広さと深さで知られる。2014月に上梓した著書『データの見えざる手』(単行本)が、BookVinegar社の2014年ビジネス書ベスト10に選ばれる。博士(工学)。IEEE Fellow。電子情報通信学会、応用物理学会、日本物理学会、人工知能学会会員。日立返仁会 副会長。東京工業大学大学院特定教授。文科省情報科学技術委員。1994年ISSCC 最優秀論文賞、2007年BME Erice Prize、2012年Social Informatics国際学会最優秀論文など国際的な賞を多数受賞。
内容
幸福は測れる。幸福感が上がれば、生産性は向上する。
AI、センサ、ビッグデータを駆使した生産性研究の名著。ついに文庫化。
著者は、ウエアラブルセンサを使って職場での従業員の行動を計測、そのビッグデータを人工知能で解析して生産性向上につなげるという画期的な研究を行ってきた。その研究によれば、生産性の向上は、従業員を「管理」するのではなく、逆に従業員の「幸福感」や相互のコミュニケーションを高めることで達成されるという――。
文庫版のために新たに「著者による解説」を追加、「日本の生産性はなぜ上がらないのか」「人工知能は人間から仕事を奪うか」「幸福の計測は何をもたらすか」「幸福になるとなぜ生産性は上昇するのか」など、現状分析と最新の研究成果を語る。
1 時間は自由に使えるか
2 ハピネスを測る
3 「人間行動の方程式」を求めて
4 運とまじめに向き合う
5 経済を動かす新しい「見えざる手」
6 社会と人生の科学がもたらすもの
著者による解説