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依存的な理性的動物~ヒトにはなぜ徳が必要か~(叢書・ウニベルシタス 1076)
アラスデア・マッキンタイア
著
高島 和哉
翻訳
発行年月 |
2018年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,255p,15p,5p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/倫理・道徳 |
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ISBN |
9784588010767 |
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商品コード |
1027381321 |
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NDC分類 |
150 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年06月4週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2018/07/22 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027381321 |
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著者紹介
アラスデア・マッキンタイア(著者):(Alasdair MacIntyre)
1929年イギリス・スコットランドのグラスゴーに生まれる。ロンドン大学で古典学や哲学を学んだ後、1951年にマンチェスター大学で、また1961年にオックスフォード大学で修士号を取得。マンチェスター大学、エセックス大学などイギリスの諸大学で教鞭をとった後、1970年にアメリカに移住。以降、ボストン大学、ノートルダム大学、デューク大学等で哲学科教授を歴任。現在はロンドン・メトロポリタン大学の現代アリストテレス主義倫理学・政治学研究センター等で上級研究員を務めている。1981年に『美徳なき時代』(篠崎榮訳、みすず書房、1993)を発表。本書はいわゆる「リベラル・コミュニタリアン論争」の火付け役となるなど、道徳哲学や政治哲学の世界を中心に大きな反響を呼んだ。その他の著書として、『西洋倫理学史』(1966)(深谷昭三訳、以文社、1986/菅豊彦・井上義彦他訳、九州大学出版会、1985–1986)、『世俗化と道徳的変化』(1967)、『誰の正義? どの合理性?』(1988)、『道徳的探究の競合する三形態』(1990)、『近代の諸対立の中の倫理…
高島 和哉(翻訳):1971年生まれ。東京大学文学部仏文科卒。早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。論文博士(学術)。早稲田大学社会科学総合学術院助手等を経て,現在,明治大学兼任講師。著書に『ベンサムの言語論──功利主義とプラグマティズム』(慶應義塾大学出版会),訳書にイリイチ『生きる意味』(藤原書店)ほか。
内容
伝統的な哲学が前提してきた、ヒトとそれ以外の動物を区別する根拠とは何か? 両者の間に引かれた境界線を、イルカなど他の知的動物たちとの比較を通じて批判するとともに、人間を孤立し自足した強い個人ではなく、傷つきやすく障碍を抱えうる動物、共同体のなかで〈与える〉だけでなく〈受けとり〉、他者への依存のもとで初めて開花しうる動物として理解する、徳倫理学の画期的な明察。