内容
前著『上肢運動器疾患の診かた・考えかた―関節機能解剖学的リハビリテーション・アプローチ』では,セラピストに必要となる解剖学や生理学の知識をもとに,上肢の各疾患により生じる疼痛の解釈方法や,可動域を改善するための治療プロセスなど,疾患の診かた・考えかたを中心に解説した. 本書はその応用編という位置づけで,内容に連動した治療アプローチを提示したWeb動画を多数収載している.平易に解説された本文と併せて,各関節疾患の治療手順を含めた患者への具体的アプローチの方法とその考えかたを理解することに重きを置いている. 臨床現場でのスキルアップに欠かせない1冊.