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消された信仰~「最後のかくれキリシタン」-長崎・生月島の人々~

広野 真嗣  著

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価格 \1,650(税込)         

発行年月 2018年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 255p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/キリスト教
ISBN 9784093886215
商品コード 1027471240
NDC分類 198.221
基本件名 キリシタン
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年07月1週
書評掲載誌 産経新聞 2018/07/08、毎日新聞 2018/07/22、読売新聞 2018/09/02
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027471240

著者紹介

広野 真嗣(著者):1975年東京都生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2002年に猪瀬直樹事務所にスタッフとして入所。データマンとして活動した。15年よりフリーランスとして独立。

内容

新・世界遺産から黙殺された島があった!

250年以上も続いたキリスト教弾圧のなかで信仰を守り続けた「かくれキリシタン」たち。その歴史に光を当てようとしたのが日本で22番目の世界遺産となる「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」だ。

ところが、PRのために長崎県が作ったパンフレットからは、「最後のかくれキリシタンが暮らす島」の存在がこっそり消されていた。

その島の名は「生月島(いきつきしま)」。

今も島に残る信仰の姿は、独特だ。音だけを頼りに伝承されてきた「オラショ」という祈り、西洋画と全く違う筆致の「ちょんまげ姿のヨハネ」の聖画……取材を進める中で、著者はこの信仰がカトリックの主流派からタブー視されてきたことを知る。一体、なぜ――。

第24回小学館ノンフィクション大賞受賞作。選考委員激賞!

◎高野秀行(ノンフィクション作家)
「世界遺産の意義とは? キリスト教とは何か? 奥深い問いを投げかける作品だ」

◎三浦しをん(作家)
「いまを生きる『かくれキリシタン』たちの生の声が胸を打つ。綿密な取材に感動した」

◎古市憲寿(社会学者)
「『ちょんまげ姿のヨハネ』をはじめ、謎めいた習俗を紐解く過程が抜群に面白い!」

【編集担当からのおすすめ情報】
「かくれキリシタン」を描いた作品では、作家・遠藤周作氏の小説『沈黙』があまりに有名です。

“弱き転び者”に寄り添う作品を世に送り出した遠藤氏は、生月島で信仰を守り続ける人たちをどう見ていたのか。この点についても、著者は意外な事実を明らかにしていきます。

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