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丸山眞男と戦後日本の国体

池田 信夫  著

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価格 \1,540(税込)         

発行年月 2018年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 256p,8p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論
ISBN 9784560096550
商品コード 1027701246
NDC分類 311.21
個人件名 丸山/真男
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年09月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027701246

著者紹介

池田 信夫(著者):1953年生まれ。東京大学経済学部卒業。アゴラ研究所代表取締役社長。著書に「イノベーションとは何か」「「空気」の構造」「戦後リベラルの終焉」など。

内容

戦後の神話を解体する 敗戦70年を迎えるあたりから、戦後思潮を問い直す従来の動向を大きく乗り越える著作が世に問われるようになった。そこでは戦後史の「正体」や戦後日本の「核心」が焦点になっている。 ここで分析の俎上に載せられるのは「戦後日本の国体」(篠田英朗)である。暗黙の前提として受け容れられてきた日本国憲法と日米安保条約からなる戦後体制に根本的な疑義が突きつけられるようになったのである。 「一五年安保」における国論の混乱は、こうした疑義に拍車をかけている。本書は、「戦後民主主義」の旗手とされる丸山眞男の思想と行動を辿ることで、この問題を捉え直そうとする試みである。 戦後の「政治の季節」に颯爽と登場して以降の丸山像は果たして実像を反映したものなのだろうか? 彼の人民主権理解はいかなる過程で獲得されたものなのか? 「六〇安保」以降の日本政治思想史講義はいかなる射程を有していたのか? 本書では、処女作「政治学に於ける国家の概念」以降の丸山の論文、座談、書簡、講義録を広範かつ詳細に検討しながら、これらの問題に明解な回答を与えていく。その先に戦後日本と未来の新たな形が浮かび上がる。渾身の書き下ろし。

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