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走査透過電子顕微鏡の物理(基本法則から読み解く物理学最前線 20)

田中 信夫  著

須藤 彰三, 岡 真  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,200(税込)         

発行年月 2018年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 8p,161p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/理工学/電気・電子工学/電気機器
ISBN 9784320035409
商品コード 1027978033
NDC分類 549.97
基本件名 電子顕微鏡
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2018年09月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027978033

著者紹介

田中 信夫(著者):名古屋大学名誉教授。(財)JFCC客員主管研究員。工学博士。日本顕微鏡学会論文賞、米国高分子物理論文賞、文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)受賞。

内容

 ルネサンス以降,人類が作りだした主要な科学機器のひとつとして,顕微鏡が挙げられるだろう。17世紀のフックやレーウェンフックによる微生物の観察から始まり,光学顕微鏡,電子顕微鏡,走査プローブ顕微鏡,X線顕微鏡などの開発が進んできた。そして,その観察対象はついに100億分の1メートルの単原子にまで到達したのである。 本書で扱う透過電子顕微鏡は1931年にドイツで開発された。我が国でも,1930年代後半から大学や国立研究所を中心に研究が進められ,現在では研究と技術開発で世界をリードする国のひとつとなっている。 本書では,発展著しい透過電子顕微鏡法を大きく牽引している,走査透過電子顕微鏡(Scanning transmission electron microscopy; STEM)を詳解し,代表的な研究成果を簡潔にまとめている。人類が原子を直接観察できるようになるまでの歴史も概観し,X線回折法や光学顕微鏡および走査プローブ顕微鏡法と比較しながら,STEMの本質をやさしく解説した一冊である。

目次

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