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【『駐日イギリス公使パークス・英国外務次官ハモンド往復私信 幕末期編』(翻刻・注釈版)】
Private Correspondence between Sir Harry Parkes and Edmund Hammond, 1865-1868 '18
Morton, Robert
編
Sano, Mayuko
序文
発行年月 |
2018年09月 |
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出版国 |
日本 |
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言語 |
英語 |
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媒体 |
冊子 |
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装丁 |
hardcover |
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ページ数/巻数 |
250 p. |
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ジャンル |
洋書/人文科学/歴史学 /東アジア史 |
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ISBN |
9784861662065 |
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商品コード |
1027983352 |
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国件名 |
日本
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年11月 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027983352 |
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著者紹介
Morton, Robert(編者):Chuo University, JPN
Sano, Mayuko(序文):Kyoto University, JPN
内容
初代英国駐日公使オールコックの後任として1865年に来日したサー・ハリー・パークスは、駐日英国公使・大使として今日までで最長となる18年間、幕末維新期にその職を務めた、日本開国期の最重要西洋人の一人です。アーネスト・サトウ、アストン、ミトフォードといった優秀な書記官を部下にもったパークスは、幕府内外から広く情報を収集、中立を保ちながらも、薩長や討幕側と通じることにより新政府の樹立に影の指導力を発揮、英国からの強い影響のもとで明治日本が始動することになります。
本書は、そのパークスが本国イギリスの外務省高官らとで交わした私信 (準公式書簡) を翻刻するシリーズの第1巻で、英国公文書館「ハモンド文書」所蔵、当時英国の対アジア外交の中枢にいた外務事務次官エドムンド・ハモンドとパークスが交わした幕末期の往復書簡全点を収録、さらに一部関連文書中の書簡も補足し編者による詳しい注釈とともに出版するものです。(「ハモンド文書」ついては佐野真由子氏の推薦文をご参照ください。)
パークスは外務省宛の公式報告とは別に、信頼する高官ハモンドへ数多くの私信を送り、その時々の個人的な見解や気持ちを率直に伝えています。その内容は日本国内の政治状況や展望、政治家の人物評といった政治・外交問題から、日本での生活から受けるストレスといった私的なものも時に含まれ、ハモンドは誠実にそれらに返信しています。
公的な文書とは異なる外交史の側面をあきらかにする史料であることに加え、後に日本アジア協会の会長も務めるパークスの、日本や日本の近代化に対する様々な思いもここから読み解くことができる貴重な一次文献です。 明治150年を迎える今日、幕末・維新史、日英外交・交流史研究に新たな視座をあたえる本書簡集を、是非今後の研究・教育にご利用ください。