堀　公俊（著者）：1960年神戸市生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。堀公俊事務所代表。組織コンサルタント。日本ファシリテーション協会フェロー。著書に「ワークショップ入門」など。

累計10万部のロングセラー、待望の新版!本書は2004年7月に刊行した『ファシリテーション入門』の改訂版です。『ファシリテーション入門』は入門用テキストとして多くの企業や大学で採用され、当該分野の標準テキストといえるまでになりました。ファシリテーションとは、集団による問題解決、アイデア創造、合意形成、教育・学習、変革、自己表現・成長など、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きです。その役割を担う人がファシリテーターであり、日本語では「協働促進者」または「共創支援者」と呼びます。ファシリテーションの最大の特徴は、情報や意見などの内容、コンテンツではなく、進行や関係といった過程、プロセスを舵取りするところにあります。改訂版では、多彩なファシリテーションの技法や応用のなかで、すべての活動の基本となる「話し合い」(会議)のファシリテーションに焦点を当てその理論と実践スキルを紹介していきます。最新の知見を盛り込み、第一版を全面的にアップデートしました。