丸善のおすすめ度
サイコロから学ぶ確率論~基礎から確率過程入門へ~
小林 道正
著
発行年月 |
2018年09月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
10p,212p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/理工学/数学/確率論・数理統計学 |
---|
|
|
ISBN |
9784785315771 |
---|
|
商品コード |
1028152579 |
---|
NDC分類 |
417.1 |
---|
|
|
本の性格 |
テキスト |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2018年10月2週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028152579 |
---|
著者紹介
小林 道正(著者):1942年長野県生まれ。東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了。中央大学名誉教授。専門は確率論、数学教育。著書に「経済・経営のための統計教室」など。
内容
確率論は、偶然に起こる現象(偶然現象)における多数回の試行が基礎になっており、「偶然現象に現れる規則性を理論としてまとめたもの」である。そのため、公理系に基づく理論を学習しただけでは確率論を真に理解することはできず、多数回の試行を実際に行って、実験で確かめることがとても大切なのである。 そこで本書は、一般的な確率論の本とは異なるアプローチで、定理の前に偶然現象の解説をし、「厳密な理論と証明」を示した後に、「実際の偶然現象での意味,実験結果との対応を考える問題」を挙げて、身の回りの確率現象を例にしながら理論的な定理の意味を解説するという工夫を行った。これによって、多くの理工系学生が確率論を学んでいる際に感じる「この定理はどういう意味なのか?」という疑問も少なくなり、見通し良く確率論を学ぶことができるであろう。 このように、本書は確率論の基礎とともに実験的な意味も学べる、「目からウロコが落ちる」画期的な教科書・参考書である。