内容
※著作権などの理由により、掲載されていない画像がございます。 豊穣な「知」のネットワークの海へ―「書誌学」とは、「書物」という人間の文化的活動において重要な位置を占めるものを総体的に捉えること、すなわち、その書物の成立と伝来を跡づけて、人間の歴史と時間という空間の中に位置づけることを目的とする学問である。この書物はどのように作られたのか。どのように読まれ、どのように伝えられ、今ここに存在しているのか―。「モノ」としての書物に目を向けることで、人々の織り成してきた豊穣な「知」のネットワークが浮かびあがってくる。