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不可視の「国際法」~ホッブズ・ライプニッツ・ルソーの可能性~

明石 欽司  著

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価格 \8,250(税込)         

発行年月 2018年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 18p,584p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/法律/国際公法
ISBN 9784766425703
商品コード 1028388400
NDC分類 329
基本件名 国際法
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年02月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028388400

著者紹介

明石 欽司(著者):1958年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程中退。九州大学大学院法学研究院教授。法学博士(ユトレヒト大学)。著書に「ウェストファリア条約」など。

内容

▼我々の「負の国際法意識」を克服せよ。

啓蒙期「知の巨人」たちは「国際法」とは無関係なのか。現在の一般知識からは影となっている事実に焦点を当て、彼らの「法」「国家」「主権」理論を論理的に描き出す。

国際法史研究の深化を問う最高水準の研究。

本書の主題は、トマス・ホッブズ・ライプニッツ及びジャン=ジャック・ルソーの「法」「国家」「国際法」観念の考察である。

社会科学に関わる思想・理論史研究において、或る分野では高い評価を与えられ、重要な研究対象とされてきた思想家や著作家が、他の分野においては殆ど顧みられることがないままでいるという現象は決して稀なことではない。特定分野においてのみ研究対象として認識され、他の分野で看過されてきた思想家が論じた観念や理論が当該他の分野にとって実際に無意味なものであるならば、それは何らの問題も惹起しない。しかし、そのような観念や理論が無意味であるとの評価が一般的に共有された知識に基づく場合は、その評価自体が問題とされなければならない。

本書で対象とする3人の思想家について国際法学において生じている状況。これに著者は或る種の知的好奇心を抱き、事実に基づく論理的考察を開始する。その契機となった言葉が「負の国際法意識」なのである。

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