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実践感覚<1>

ピエール・ブルデュ  著

今村 仁司, 港道 隆  翻訳
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価格 \4,180(税込)         

発行年月 2018年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 281p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会学理論・学説史・社会思想
ISBN 9784622087496
商品コード 1028421979
NDC分類 361.235
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028421979

内容

本書は、名実ともにブルデュの主著である。本書の原型となる《実践の理論粗描》(1972)の公刊以来、彼の思索と理論的構想のほとんど全てが、人間の実践の解明に注がれ、このブルデュ社会学の記念碑的業績にと結実した。ブルデュは、社会を無意識に律している諸構造を解明する構造主義に対し、その構造を支え、再生産する人間の〈実践=日常的・慣習的行動〉の解明に向かう。そして彼の場合、自由な行為の領域に属する〈科学的・理論的実践〉もまた、慣習的行動の観点から考察される。ハビトゥスやへクシスと不可分の諸々の〈慣習行動〉から〈知的実践〉まで、この広大な人間の実践領域を把握する理論の構築が、ブルデュの壮大な意図である。そのためには、現代の主要な認識様式との批判的対話が前提とされる。一つは、レヴィ=ストロースの人類学に象徴される構造論的客観主義であり、一つは、サルトルに示される現象学的主観主義である。両者を批判しつつ、同時にその真実を包摂しうる理論的構図――それが、第一巻〈理論理性批判〉において展開される。ブルデュの仕事は、まさに現代の社会諸科学の最も重要な課題への挑戦に他ならない。全2巻。

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