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正則関数(数学のかんどころ 36)
新井 仁之
著
発行年月 |
2018年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,183p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/理工学/数学/解析学 |
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ISBN |
9784320110779 |
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商品コード |
1028753799 |
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NDC分類 |
413.52 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2019年01月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028753799 |
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著者紹介
新井 仁之(著者):1959年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は解析学、応用解析学、数理視覚科学。
内容
正則関数とは,複素平面上のある領域内の全ての点において微分可能な連続関数のことであり,複素関数論に於いて非常に重要な役割を果たす関数の1つである。 本書はまず,複素数・複素平面,級数の収束といった基礎知識の復習から始める。その後,簡単な複素関数から正則関数の導入へ歩を進め,正則関数に関する様々なトピック(グリーンの公式,リュービルの定理,一致の定理,最大値の原理など)を取り上げる。最後に発展的内容への案内を配することで,更に深い領域の学習への橋渡しにも配慮した。複素関数論に関する学習を始めるための第一歩として優れた1冊である。 なお,同じく複素関数論に於いて重要な役割をもつ関数に「有理型関数」が挙げられるが,これは同著者によるシリーズ37巻『有理型関数』で詳しく説明する。 両書を併用することで,複素関数論のより広い知識を得ることができるだろう。