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日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象
足立加勇
著
発行年月 |
2019年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
325p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/彫刻・絵画 |
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ISBN |
9784768458501 |
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商品コード |
1028859779 |
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NDC分類 |
726.101 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年07月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028859779 |
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著者紹介
足立加勇(著者):学習院大学大学院人文科学研究科身体表象文化学博士課程単位取得退学、博士(表象文化学)。2016年6月に、博士論文『日本のマンガ・アニメにおける「戦い」の表象』により日本アニメーション学会・奨励賞を受賞。現在、東京造形大学非常勤講師、学習院大学非常勤講師。
主な著書・論文
「観客参加型コンテンツの成立と友情物語――少女向けアニメ『プリキュア』シリーズにおける観客参加の形式」『アニメーション研究』13(1)、日本アニメーション学会、2012年3月、pp.13-24。
『マンガ文化 55のキーワード』(共著)、ミネルヴァ書房、2016年2月、pp.128-131。
「五十嵐かおるにおける瞳の巨大化の過程――少女マンガの大きな目を考える一例として」『マンガ研究』vol.22、日本マンガ学会、2016年3月、pp.6-33。
「『宇宙戦艦ヤマト』から『君の名は。』へ――美少女が象徴する戦うアニメの系譜とその論理」『戦争社会学研究』vol.2、戦争社会学研究会、2018年6月、pp.110-132。
内容
日本のマンガ・アニメの「戦い」において繰り返し描かれてきたのは、自らを犠牲にし戦うことで存在意義を見出す主人公たち、「戦い」そのものを肯定するために、守るべき者、自分を支配する者とも「絆」で結びつこうとする姿――。本書では、「アトムの命題」に始まる身体性、キャラクターや物語の分析を通して、戦後から現在まで「戦い」の表象が人々に受容されてきたメカニズムを多角的に探る。日本アニメーション学会賞2016奨励賞受賞論文を大幅に改稿した快著。