内容
•米国では入院患者の診療に、ホスピタリストがその主導的地位を確立しています。このコンセプトは日本の病院医療に足りないもの、これから必要なものを満たしていくヒントになると考えます。•日本型ホスピタリストは病棟に加え、外来診療も担い、地域医療連携まで視野に入れ、各科医師やコメディカルとともに、チームとして「患者全体を見すえた」医療を推進していくジェネラリストです。•Hospitalist誌は、そこで必要な幅広い内科診療の知識、考え方を、日常臨床と結び付けながら発信していきます。臨床での具体例を取り上げ、エビデンスを知り、実践に結び付け、専門家とも根拠に基づいたディスカッションができることを目指します。•このようなコンセプトに基づいた「内科診療の新しいスタンダード」は、専門家にとっても日常診療を見直す新たな視点を与えるものであるはずです。•対象読者は日本型ホスピタリストを志す若手医師がそのコア。それにとどまらず、専門領域を超えて幅広い内科知識を身に付けたい全ての医師となります。