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男たち/女たちの恋愛~近代日本の「自己」とジェンダー~
田中 亜以子
著
発行年月 |
2019年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,246p,19p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784326603176 |
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商品コード |
1029452474 |
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NDC分類 |
367.21 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年04月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029452474 |
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著者紹介
田中 亜以子(著者):田中 亜以子(たなか あいこ)
1982年生まれ. 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学. 京都大学博士(人間・環境学, 2017年). 現在:関西大学, 関西学院大学ほか非常勤講師. 主著:「ウーマン・リブの「性解放」再考――ベッドの中の対等性獲得に向けて」『女性学年報』第28号, 2007年. 「「感じさせられる女」と「感じさせる男」――セクシュアリティの二枚舌構造の成立」小山静子・赤枝香奈子・今田絵里香編『セクシュアリティの戦後史』, 京都大学学術出版会, 2014年. 「ゆがめられた女性議員の意図――「売春防止法の制定と〈女性の分断〉」『日本ジェンダー研究』第21号, 2018年.
内容
恋愛は近代的な「自己」の実現のうえで、いかに意味づけられていったのか。恋愛という観念の男女による形成過程の違いを分析する。
明治期の「恋愛」という新たな観念の登場は、異なる歴史的・社会的文脈のもとにあった男女に、それぞれ何をもたらしたのか。恋愛をめぐる社会的な共通認識がつくられるプロセスをジェンダーの視点からたどり、恋愛という観念がいかに男性と女性にとって異なる意味をもつものとして形成されていったのか、資料を基に鮮やかに描き出す。