丸善のおすすめ度
測りすぎ~なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?~
ジェリー・Z.ミュラー
著
松本 裕
翻訳
発行年月 |
2019年04月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
189p,22p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会組織・社会集団 |
---|
|
|
ISBN |
9784622087939 |
---|
|
商品コード |
1029679937 |
---|
NDC分類 |
361.9 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2019年06月2週 |
---|
書評掲載誌 |
日本経済新聞 2019/06/22 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029679937 |
---|
著者紹介
ジェリー・Z.ミュラー(著者):アメリカ・カトリック大学歴史学部教授。専門は近代ヨーロッパの知性史、資本主義の歴史。著書に「資本主義の思想史」など。
内容
多くの人が漠然と感じているのは、業績評価が問題の本質を外れ、文脈を奪い、人間による判断の微妙さを軽視して、システムのメカニズムを知っている者だけの利益になっている、ということだ。本書は、この傾向がどこから来るのか、なぜこの傾向が非生産的なのか、なぜわれわれがそれを学ばないのか、をはっきりと説明している。…あらゆる管理職が読むべき本。
ティム・ハーフォード(エコノミスト。『まっとうな経済学』)
「測定基準の改竄はあらゆる分野で起きている。警察で、小中学校や高等教育機関で、医療業界で、非営利組織で、もちろんビジネスでも。…世の中には、測定できるものがある。測定するに値するものもある。だが測定できるものが必ずしも測定に値するものだとは限らない。測定のコストは、そのメリットよりも大きくなるかもしれない。測定されるものは、実際に知りたいこととはなんの関係もないかもしれない。本当に注力するべきことから労力を奪ってしまうかもしれない。そして測定は、ゆがんだ知識を提供するかもしれない――確実に見えるが、実際には不正な知識を」(はじめに)
パフォーマンス測定への固執が機能不全に陥る原因と、数値測定の健全な使用方法を明示。巻末にはチェックリストを付す。