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統合的心理療法と関係精神分析の接点~循環的心理力動論と文脈的自己~
ポール・L.ワクテル
著
浅田 裕子,
今井 たよか
翻訳
杉原 保史
監修
発行年月 |
2019年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
13p,333p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
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ISBN |
9784772416856 |
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商品コード |
1029726090 |
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NDC分類 |
146.8 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年04月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029726090 |
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著者紹介
ポール・L.ワクテル(著者):ニューヨーク大学で精神分析と心理療法におけるポスト博士課程プログラムを修了。同大学で教鞭を執る。「精神分析的な著作、教育、研究に対するハンス・H・ストラップ記念賞」などを受賞。
内容
ポール・ワクテル自らが,さまざまなところで発表してきた論文を,加筆修正の上,編集した論文集である。
長年にわたって心理療法の統合運動を牽引してきた,現代心理療法を代表する理論家であり,イノベーターであるワクテルは,精神分析,行動療法,システム論的心理療法などの多様な心理療法の理論的基礎を検討する作業を通して,循環的心理力動アプローチという統合的な心理療法を提唱するとともに,多くの著作を通して心理療法とパーソナリティについての独自の考えを発表してきた。本書は,その考えをコンパクトに伝える良書である。
2部構成の本書は,第1部では心理療法に関する議論を扱い,第2部では社会問題を扱っている。なかでも第2部に収められている諸論文は,精神分析的な社会批評,すなわち循環的心理力動論による社会問題の分析をテーマとしたもので,日本の心理臨床関係の読者にとって,かなり新鮮なものとなるだろう。それぞれの章は独立しているので,読者は,興味がある章から読み進めることができる。
ポール・ワクテルの論考は,われわれが自らの社会を振り返る上で助けになるだろう。