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社会の起源~動物における群れの意味~(ブレインサイエンス・レクチャー 6)
菊水 健史
著
市川 眞澄
編
発行年月 |
2019年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
11p,143p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学 |
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ISBN |
9784320057968 |
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商品コード |
1029839890 |
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NDC分類 |
481.71 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年06月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029839890 |
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著者紹介
菊水 健史(著者):東京大学農学部卒業。博士(獣医学)。麻布大学獣医学部教授。
内容
本書では,動物が群れて,社会を形成する仕組みをひも解いていく。群れの基本形が家族によることから,オスメスの関係性がどのように成り立つのか,そして生まれた仔をどのように擁護するのか,という観点から個体間の関係を見直し,その関係がいかに集団に発展していくか,という点に着目し解説する。最終的には生物としての「ヒト」の特性にまで言及する。私たちも人間であると同時に,他の動物と同じように,自然の中で共生のしくみを作り出してきた生物学的な「ヒト」でもある。その一部は哺乳類など他の動物と同じ機能を有し,また一部はヒト特異的でもある。私たち人間が「ヒト」として存在してきたことも,「集団」を理解することによって,その一端が解けるだろう。
また,本書では異種間による集団の形成に関しても触れている。異種間の集団としてヒトとイヌを取り上げ,詳しく解説する。