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大分断~格差と停滞を生んだ「現状満足階級」の実像~
タイラー・コーエン
著
池村 千秋
翻訳
発行年月 |
2019年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,318p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
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ISBN |
9784757123632 |
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商品コード |
1030273109 |
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NDC分類 |
302.53 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年08月1週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2019/08/10 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030273109 |
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著者紹介
タイラー・コーエン(著者):1962年生まれ。ハーバード大学にて経済学博士号取得。米国ジョージ・メイソン大学経済学教授・同大学マルカタスセンター所長。著書に「大停滞」「大格差」など。
内容
アメリカはどこに向かうのか
19世紀、トクヴィルの時代以来、米国を世界一の経済大国に発展させてきたのは、アメリカ人の比類なき開拓者精神だ。よりよい暮らしを求め、リスクをとって革新の道を歩む米国人のメンタリティは、フランクリンからスティーブ・ジョブズまで、米国のダイナミックなイノベーションの礎となった。
しかし、その精神がいま減退し、アメリカ社会に格差と停滞を生み出している。本書ではその原因を、変化を先延ばし、現状維持しようとする人たち(本書ではそれを「現状満足階級」=complacent classと呼ぶ)の拡大に見出し、現状満足階級の台頭が、企業間の競争や移住、転職、様々なイノベーションを停滞させる要因になっていると警鐘を鳴らす。
アメリカ人はなぜ創造をやめたのか?デジタルテクノロジーの普及は米国社会に何をもたらしたか?
開拓者精神を失いつつある米国はどこに向かうのか?
全米ベストセラー『大停滞』『大格差』で話題を呼んだ経済学者が、米国社会の行方を占う問題作。