内容
経カテーテル的ストラクチャー心疾患治療の急速な発展に伴い、この分野に強い関心をもつ国内の医療従事者の有志で集まった、特定非営利活動法人ストラクチャークラブ・ジャパンが監修した1冊。 すでに大動脈弁狭窄への治療法として確立されているTAVI（Sapien3、EvoluteR)、新たにスタートを切った僧帽弁閉鎖不全に対するカテーテル治療であるMitraclip、先天性心疾患である心室／心房中隔欠損、卵円孔開存に対するAmplatzerシリーズによるカテーテル閉鎖術、心房細動を合併する脳塞栓症を予防するための左心耳カテーテル閉鎖デバイスのWatchmanなどについて最新の知見をまとめる。 各々、弁膜症、先天性心疾患の病態、心エコー／CTによる評価、ガイドライン、各種デバイスの臨床試験の結果、構造を理解するために必要な外科治療、具体的なデバイス留置術について、ハートチームのメンバーそれぞれが必要となる要素を完全に揃えたガイドブック。
