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他者と「共にある」とはどういうことか~実感としての「つながり」~
藤井 真樹
著
発行年月 |
2019年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
18p,265p,3p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/心理学史・心理学理論 |
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ISBN |
9784623085828 |
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商品コード |
1030450902 |
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NDC分類 |
140 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年10月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030450902 |
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著者紹介
藤井 真樹(著者):2019年9月現在 名古屋学芸大学ヒューマンケア学部講師
内容
他者とのつながり、今これほど希求され人々の口に上る言葉も他にない。しかし自明とも思われるこの言葉が何を指しているのか。それを明確にしようとするととたんに苦労する。藤井さんは他者とのつながりを、かかわりの内側から把握する。その方法はよく練られ、エピソードの記述は豊かである。対人支援において生じる未知の領域に踏み込んだ力作である。
森岡正芳(神戸大学名誉教授)
「他者理解=分かる」とは別の「つながり」とは?
私たちにとって生きることの力となる、実感を伴った他者との「つながり」とはどのようなものだろうか? 本書では、著者自身が体験した三つの事例(父の闘病生活を共にする体験、保育園での二人の子どもとのかかわり)のエピソードなどを通して、〈経験の主体としての身体〉に着目して、これまでの心理学研究では見落とされていた他者と「共にあること」の意味を問い直す。