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メッシュ統計(統計学One Point 15)
佐藤 彰洋
著
発行年月 |
2019年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
11p,203p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済統計 |
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ISBN |
9784320112667 |
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商品コード |
1030520461 |
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NDC分類 |
350.1 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2019年08月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030520461 |
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著者紹介
佐藤 彰洋(著者):東北大学大学院情報科学研究科修了。博士(情報科学)。横浜市立大学特任教授。科学技術振興機構さきがけ研究員。総務省統計研究研修所客員教授。専門は応用としてのデータ中心科学など。
内容
我が国で1960年代に開発されて現在も広く利用されている地域メッシュ統計について,その成り立ち,実例と,集計単位として利用される日本工業規格地域メッシュコード(JIS X0410)について解説し,Rパッケージや実データを用いた地域メッシュ統計の作成方法ならびに計算方法を紹介。本書を通じて,地域メッシュ統計を計算するための種々の数理的方法,地域メッシュ統計を案分計算する方法について,Rソースコードを交えて実地で学ぶことができます。
さらに,筆者が提唱する地域メッシュコードの上位互換性を有する全世界を網羅する世界メッシュコードを示すとともに,世界メッシュコードを用いた世界メッシュ統計の作成方法と衛星データ,他国のグリッド統計から変換して世界メッシュ統計を近似的に生成する方法も取り扱っています。世界メッシュ統計を用いることにより,分野横断的に異なるセクターと異なるフォーマットで収集される位置情報付きデータを連結分析することを可能とします。
これからメッシュ統計を勉強したいと考える初学者のみならず,これまで,地域メッシュ統計を取り扱った経験のある読者にとっても,これまでに利用してきた方法を全世界的に利用していくことを志向できるように仕上げました。ビッグデータ時代に入り,空間的にデータを取り扱う方法として,秘匿性や匿名性並びに相互運用性を兼ね備えたメッシュ統計が活躍できる応用分野が広がりつつあります。