内容
階級社会の実像、「ゆとり」の正体、歴史の罪など、切れ味鋭くリアルに描く「ほんとうのイギリス」。 いわく、「イギリスはゆとりの国」「大人の国」……。そんなイギリス礼賛の風潮はまだまだあるが、ちょっと待った。こういうのは、階級社会の「いいトコ」の不当な一般化にすぎない。「ゆとり」にしても、むしろ「あきらめ」の果ての境地というべきだ。歴史をひもとけば、ざくざく出てくる身勝手な悪行。なんで日本人はイギリスがそんなに好きなのか?好きならちゃんと現実から見習うべき。愛するがゆえのダメ出し、イギリス一刀両断!