講座・図書館情報学<12> 図書・図書館史
三浦 太郎 著
内容
目次
はじめに 第Ⅰ部 世界編 第1章 古代アレクサンドリア図書館 1 アレクサンドロス帝国 2 ムセイオンと図書館 3 アレクサンドリア図書館の創設と王の支援 4 アレクサンドリア図書館の発展セラペウムの図書館 5 アレクサンドリア図書館のコレクション形成 6 学者としての図書館長・司書 7 ピナケスをめぐって 8 アレクサンドリア図書館の破壊と終焉 9 アレクサンドリア図書館の影響と評価 第2章 中世修道院の図書室 1 修道院図書室の形成 2 修道院図書室の発達 3 修道院図書室の衰退と大聖堂、大学図書館の発展 4 中世図書館の利用と環境、役割 第3章 近世グーテンベルク革命 1 活版印刷の「発明」 2 グーテンベルク以後の世界 第4章 啓蒙主義と図書館学思想 1 大広間図書館 2 開明的な図書館人ノーデ 3 啓蒙主義 4 万能の学者ライプニッツ 5 百科全書 6 シュレッティンガー図書館学 7 エーベルトの批判 第5章 アメリカのソーシャル・ライブラリー 1 討論クラブ「ジャントー」 2 フィラデルフィア図書館会社の設立 3 フィラデルフィア図書館会社の蔵書 4 ソーシャル・ライブラリー 5 ソーシャル・ライブラリーの展開 6 ソーシャル・ライブラリーの蔵書 7 ソーシャル・ライブラリーの分化 コラム 図書館史研究の現在 第6章 ボストン公立図書館の誕生 1 マンの教育思想 2 マサチューセッツ州学校区図書館 3 マサチューセッツ州図書館法 4 ボストン公立図書館の誕生 第7章 アメリカ公立図書館の発展――デューイとカーネギー 1 1876年図書館員大会までの状況 2 1876年図書館員大会 3 デューイの図書館思想と実践 4 カーネギー図書館の誕生 第8章 イギリスにおけるコミュニティ・ライブラリアンシップの展開 1 1850年「公共図書館法」の性格 2 「公共図書館法」成立以前の読書施設 3 「公共図書館法」成立の経緯とその内容 4 公共図書館設立運動・サービス活動の展開 5 各種委員会報告の影響 6 事例研究 第Ⅱ部 国内編 第9章 古代から中世の日本の図書館 1 古代の図書館 2 中世の図書館 第10章 近世日本の図書館――将軍・武士・民衆 1 将軍の図書館・紅葉山文庫 2 昌平坂学問所・藩校の図書館 3 庶民の図書館・蔵書の家 第11章 近代日本の図書館理解――書籍館の展開 1 万延元年遣米使節の見た図書館幕末遣外使節1 2 文久元年遣欧使節の見た図書館幕末遣外使節2 3 大博物館構想 4 書籍館併合差し止め要求 5 東京書籍館 6 図書館報告 7 教育令と書籍館設置 コラム 日本における人物史研究 第12章 戦前の図書館 1 図書館令の制定 2 司書の法制化 3 佐野友三郎の実践 4 小松原訓令 5 東京市立図書館の活動 6 改正図書館令 7 図書館附帯施設論争 8 中央図書館制度 第13章 戦後占領期改革 1 初代図書館担当官キーニー 2 成人教育担当官ネルソン 3 第2代図書館担当官バーネット 4 図書館法制定へ 5 ジャパン・ライブラリースクールの創設 コラム CIE映画「格子なき図書館」 第14章 『市民の図書館』とその時代 1 戦後の図書館と「図書館の自由に関する宣言」 2 『市民の図書館』前史中小レポート 3 『市民の図書館』の登場 4 『市民の図書館』の影響 5 おわりに 人名索引 事項索引
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