猫と偶然
春日 武彦
著
発行年月 |
2019年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
231p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784861827587 |
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商品コード |
1030645597 |
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NDC分類 |
914.6 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2019/09/01 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030645597 |
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著者紹介
春日 武彦(著者):1951年生まれ。産婦人科医を経て精神科医に。臨床に携わりながら執筆活動を続ける。著書に「ロマンティックな狂気は存在するか」「幸福論」など。
内容
「いささか大げさに述べるなら、猫にはどこかしら永遠性みたいな雰囲気がまとわりついている。猫の尊大さも気まぐれさも、永遠性とペアになっているからこそわたしたちはそれを魅力と感じているのではないだろうか」(本文より)。
愛猫との心安らぐ日々、猫が現れる文芸作品、そして紡がれる詩的連想……。〈猫〉はさまざまに姿を変えて、わたしたちの日常や心の世界を自由自在に駆け巡り、ときには現実離れした感覚までをも与えてくれる。
精神病理の解説から、含蓄ある評論、小説の執筆まで、人間心理の深奥に迫る表現を続けてきた著者だからこそ描ける、猫と人間の美しくも、ちょっと不思議な断章集。