内容
南太平洋のネッシーと言われた謎の生物、科学上のさまざまな捏造の歴史、決闘で命を落とした若き天才数学者、地球外知的生命の探査と可能性、モーツァルトや夏目漱石の未完作品とその「完結」、肖像画を残さなかったロバート・フックと肖像画を残した美貌の暗殺者シャルロット・コルデ、江戸時代に発展した和算と武士のエピソード、情死した有島武郎や太宰治と恋愛で物理学者の名声を捨てた石原純......。8つのテーマについて古今東西、ジャンルも縦横無尽なさまざまな逸話が、著者の鋭い視点と筆致で描かれる。かつてフランスで開花した芸術