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COPDのことがよくわかる本~長引くせき、たん、息切れで悩む人に~(健康ライブラリー)
桂 秀樹
監修
発行年月 |
2019年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
98p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/内科学/呼吸器疾患 |
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ISBN |
9784065177624 |
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商品コード |
1031027071 |
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NDC分類 |
493.38 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2020年01月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031027071 |
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著者紹介
桂 秀樹(監修):【監修者プロフィール】
桂 秀樹(かつら・ひでき)
東京女子医科大学八千代医療センター呼吸器内科教授。1960年生まれ。1985年岩手医科大学医学部卒業。専門分野は呼吸器疾患全般、特に慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性呼吸不全、呼吸リハビリテーション。日本呼吸ケア・リハビリテーション学会理事。『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン [第5版]2018』作成委員。
内容
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【歩くとすぐ息切れする喫煙者は要注意】
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、「肺の生活習慣病」といわれ、長年の生活習慣の結果として現れます。大きな原因は、タバコです。タバコの煙によって肺や気管支に炎症が起こって傷つき、咳や痰が出て呼吸がしづらくなります。喫煙者でふだんから咳や痰がよく出る、歩くとすぐ息切れがする、という方は、すでにCOPDが進んでいる可能性が高いと言えます。放置する期間が長いほど、危険度は高くなります。初めての検査で重度のCOPDと診断されることも珍しくありません。呼吸困難によって寝たきりになる危険性もあります。
病気の進行と生活の質(QOL)の低下をもたらす原因は、COPDへの知識不足です。本書では、病気の基礎知識から悪化を防ぐ暮らし方、動ける体づくりのための治療法まで徹底解説します。
【主なポイント】
*COPD(慢性閉塞性肺疾患)は肺胞や気管支で炎症が起こり、肺が壊れる病気
*咳や痰、息切れが代表的な症状で、ゆっくり現れるため気づきにくい
*風邪などで急激に症状が悪化し(「憎悪」)、命を落とすことも
*患者さんの約9割が喫煙者の「タバコ病」
*診断の決め手は「スパイロメトリー」、4段階の重症度がわかる
*禁煙は必須の治療法。新型タバコもNG、完全な禁煙を
*治療の目標は息苦しさを改善して動ける体をつくること
*息切れの重症度で使い分ける「気管支拡張薬」が基本の薬
*運動と食事を中心に「呼吸リハビリ」で動ける体をつくる
【本書の内容構成】
第1章 壊れた肺は元に戻らない――基礎知識
第2章 肺や体の機能を調べる――検査と診断
第3章 息苦しさを改善する――禁煙と薬物療法
第4章 動ける体をつくる――呼吸リハビリ
第5章 悪化のサインは見逃さない――緊急時の対処