著者紹介
デイヴィッド・クリスチャン(著者):1946年アメリカ生まれ。オックスフォード大学でPh.D.を取得(ロシア史)。1975年からオーストラリアのマッコーリー大学で、2001年から2009年までアメリカのサンディエゴ州立大学で、教鞭をとる。現在は、マッコーリー大学教授および同大学ビッグヒストリー研究所所長。ビックバンから現代までの歴史を一望する「ビッグヒストリー」を提唱、マイクロソフト社創業者ビル・ゲイツとともに「ビッグヒストリー・プロジェクト」を立ち上げ、一躍注目を集める。2005年、『Maps of Time』で世界歴史学会著作賞を受賞。2010年、国際ビッグヒストリー学会を設立、初代会長をつとめる。おもな邦訳書に『ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか』(共著、明石書店)などがある。
柴田 裕之(翻訳):翻訳家。おもな訳書に、ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』『ホモ・デウス』(ともに河出書房新社)、エイドリアン・オーウェン『生存する意識』(みすず書房)などがある。