内容
核医学安全基礎読本シリーズの第3巻「内用療法 RadionuclideTherapy」では国際原子力機関(IAEA)の加盟国の核医学専門家を対象として開催されるトレーニングコースで取り上げる様々なRI内用療法について説明。内用療法の主な対象である悪性腫瘍について概説、各論では対象となる悪性および良性疾患の各々の概念をしっかり把握して、標準的な治療法を踏まえた上でそれぞれの内用療法の役割を理解し、必要とされる医療放射線の安全管理に役立てられるように説明を試みた。核医学の専門家のみならず癌治療に関わるすべての医療人にご一読願いたい。