内容
LiDARとは、Light Detection and Ranging、またはLaser Imaging and Ranging の略で、「光検出と測距」「レーザー画像検出と測距」、またそれに使われるセンサー自体を意味します。当初は気象分野の計測で使われていた技術ですが、センサーの小型化が進み、航空機、人工衛星、最近では自動運転車や移動ロボット(サービスロボットや土木測量、物流などへの応用)にも使われるようになってきた、これからが旬の技術です。
本書は、「ロボコンマガジン」2019年1月号から3回にわたり連載された短期連載『LiDAR入門』をさらに拡張・充実させる形で、LiDARの基本的なしくみ、原理を解説。分野・シーンに適した選び方・使い方、技術的な課題、具体的な適用例も豊富に紹介しています。