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古代ローマ名将列伝

エイドリアン・ゴールズワーシー  著

阪本 浩  翻訳
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価格 \5,720(税込)         

発行年月 2019年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 521p,47p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/ヨーロッパ史
ISBN 9784560097397
商品コード 1031172350
NDC分類 232.4
基本件名 ローマ(古代)
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年02月2週
書評掲載誌 毎日新聞 2020/03/22
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031172350

著者紹介

エイドリアン・ゴールズワーシー(著者):1969年生まれ。イギリスの歴史家。著述業のかたわら、ノートルダム大学のロンドン・キャンパスで教鞭をとっている。古代ローマとローマ軍事史の専門家。著書に「カエサル」など。

内容

困難の中で勝利を信じた男たち

 ローマという国の歴史において、戦争は重要な役割を果たしている。長らく政治家が軍司令官でもあったこの帝国をつくり上げ、長期間にわたって維持したのは、戦争だったからである。本書はローマの最も成功した将軍たちのなかから、分析が可能なだけの史料が現存する15人とその象徴的な戦いを選んで描きつつ、古代ローマの歴史を、司令官と国家・司令官と軍(将校や兵士)の関係の変化の面から時代背景ごと読む。軍事から見たローマ史である。
 取り上げられている顔ぶれは、第2次ポエニ戦争の「ローマの盾と剣」ファビウスとマルケッルスから、スキピオ家の人々、ゲリラ戦の達人セルトリウス、カエサルやポンペイウスといった巨星、ネロ帝時代随一の名将コルブロ、4世紀の軍と司令官の関係を象徴するユリアヌスなどをへて、6世紀のベリサリウスにいたる。その章までたどりついたとき、司令官と軍との関係や軍そのものが、過去の、特にカエサルが戦記に叙述したものから、いかに変わったかを比較すると感慨深い。ローマ国家の変化が戦争を変え、戦争はローマ国家に影響を及ぼしていったことを知る1冊。

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