丸善のおすすめ度
舌を抜かれる女たち
メアリー・ビアード
著
宮﨑真紀
翻訳
発行年月 |
2020年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
132p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784794971647 |
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商品コード |
1031224248 |
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NDC分類 |
367.2 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年02月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2020/02/01、毎日新聞 2020/02/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031224248 |
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著者紹介
メアリー・ビアード(著者):ケンブリッジ大学古典学教授、ニューナム・カレッジ特別研究員、「ロンドン・タイムズ」紙文芸付録の古典文学編集者。英国学士院会員、アメリカ芸術科学アカデミー特別会員。著書に国際的ベストセラー『SPQR ローマ帝国史』(邦訳、亜紀書房)のほか、Confronting the Classics』、『Pompeii: The Life of Roman Town』( ウルフソン歴史賞)など多数。アストゥリアス皇太子賞受賞、大英帝国勲章(デイム・コマンダーDBE)受勲。
宮﨑真紀(翻訳):英米文学・スペイン語文学翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。訳書にメアリー・ビアード『SPQR ローマ帝国史』、ルイーズ・グレイ『生き物を殺して食べる』(ともに亜紀書房)、ビクトル・デル・アルボル『終焉の日』(東京創元社)、ニナ・マクローリン『彼女が大工になった理由』(エクスナレッジ)など多数。
内容
【英ガーディアン紙が選ぶ<21世紀の100冊>に!】
「このコンパクトなマニフェストは、たちまちフェミニズムの古典となった」
メドゥーサ、ピロメラ、ヒラリー・クリントン、テリーザ・メイ……。
歴史上長らく、女性たちは公の場で語ることを封じられ、発言力のある女性は忌み嫌われてきた。
古代ギリシア・ローマ以来の文芸・美術をひも解くと、
見えてくるのは現代社会と地続きにあるミソジニーのルーツ。
軽やかなウィットをたずさえて、西洋古典と現代を縦横無尽に行き来しながら、
女性の声を奪い続けている伝統の輪郭をあぶり出す。
#MeToo運動を受けて追記された二つめの著者あとがきも収録
英ガーディアン紙が選ぶ<21世紀の100冊>のひとつに!
英サンデー・タイムズのベストセラー第1位!
NYタイムズのベストセラーにランクイン!
「権力とは何か、何のためのものか、その大小をどうやって測るべきか、
そういうところから考えていかなければならない。
別の言い方をすれば、女性が権力構造に完全には入り込めないのなら、
女性ではなく、権力のほうを定義し直すべきなのです。」(本文より)
【目次より】
はじめに
第一部 女が発言すること
第二部 女がパワーを持つということ
あとがき 講演を本にすること―そして、失敗する権利について
本から#MeTooへ―そして、レイプに関する考察
参考文献および読書案内