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養蚕と蚕神~近代産業に息づく民俗的想像力~
沢辺 満智子
著
発行年月 |
2020年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
307p,16p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/農学/農業一般 |
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ISBN |
9784766426441 |
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商品コード |
1031241310 |
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NDC分類 |
632.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2020年03月2週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2020/03/15、毎日新聞 2020/06/27 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031241310 |
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著者紹介
沢辺 満智子(著者):1987年生まれ。2017年、一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士課程修了。博士(社会学)。学習院大学客員研究員、多摩美術大学非常勤講師。主な論文に「育てる身体と感覚――『養蚕秘録』に見る人間と蚕の関係」(足羽與志子・中野聡・吉田裕編『平和と和解――思想・経験・方法』旬報社、2015年)、共著書に『VIVID銘仙――煌めきの着物たち』(青幻舎、2016年)等。
内容
蚕を育てる女性たち、
その身体技術と近代科学の融合
科学知と在来知、国家イデオロギーと民俗的想像力――。
国家政策と女性たちの感情・感覚のせめぎ合いから、
近代養蚕業の新たな姿を紡ぎ出す。
なにごとも 蚕が思うままにして
さからわぬこそ 蚕のみち
繊細を極め、人の手を借りなければ生きられない〈お蚕さま〉。
その飼育を担ったのは近代的な大工場ではなく、
農村の女性たちの熟練した身体的技術と、連綿と受け継がれてきた民俗的想像力だった。
近代産業のもう一つの側面を鮮やかに織り上げる、気鋭の力作。