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<無調>の誕生~ドミナントなき時代の音楽のゆくえ~

柿沼 敏江  著

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価格 \4,180(税込)         

発行年月 2020年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 291p,43p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/音楽
ISBN 9784276132054
商品コード 1031273421
NDC分類 762.07
基本件名 現代音楽
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年02月5週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2021/02/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031273421

著者紹介

柿沼 敏江(著者):カリフォルニア大学サンディエゴ校博士課程修了。ハリー・パーチの研究で博士号取得。著書:『アメリカ実験音楽は民族音楽だった』(フィルムアート社)。主要訳書:ジョン・ケージ『サイレンス』(水声社)、『アラン・ローマックス選集』(みすず書房)、アレックス・ロス『20世紀を語る音楽』(みすず書房、ミュージック・ペン・クラブ賞)、同『これを聴け』(みすず書房)など。2019年3月まで京都市立芸術大学音楽学部教授。現在、京都市立芸術大学名誉教授。

内容

「現代音楽」とセットで語られることの多い「無調」は実在したのか? 「無調」という言葉に作曲家や音楽評論家は何を託そうとしたのか? 古典的な調性システムから離れた音楽は、時間軸をどこに求めたのか? 「調性の崩壊」という言葉でくくられがちな20世紀以降の音楽に本当は何が起こったのか? 音の縦の関係性、すなわちピッチと和声、音階や旋法に関連する問題を中心に、音楽史の再考を迫る画期的な論考。書き下ろし。「調性がなく、ひたすら難解で、聴くと頭が痛くなる音楽が現代音楽だ」と思い込んでいる人にこそお勧めです!

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