【MeL】大阪古地図むかし案内 ―カラー版―
本渡 章 著
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内容
目次
はじめに――江戸時代の古地図を読み解く愉しみ ◆第一章 元禄の古地図を読み解く 入門編 古地図の見方 読み解き実践編 元禄九年新撰増補大坂大絵図から見えるもの 第一図 城と武家屋敷 一、アイコンになった大坂城 二、武家屋敷と大坂の陣の記憶 三、町奉行は、なぜ東西ふたつあったのか 第二図 蔵屋敷と米市、新地 一、蔵屋敷に見る豪商の盛衰 二、堂島、米市と新地と蔵屋敷の深い関係 三、曽根崎、村々のゆたかさ 四、土佐堀で薩摩と長州、肩をならべる 第三図 船場とその道と川 一、船場の通りは町の顔 二、「筋」よりも「通り」が主役 三、橋の数、東より西が多いのは 第四図 島之内・道頓堀・千日前 一、島之内は島である 二、墓巡り・千日念仏・戎参りが流行 第五図 天満――天満宮・市場 一、都の西北、天神の森が天満の起源 二、与力・同心町、地役人が住む町 三、青物市場、特権と競争と 四、堀川と戎と大塩の乱 第六図 西船場 一、堀川に見る水都の原風景 二、雑喉場は鮮度を求めて移転する 三、阿弥陀池伝説と堀江の変遷 四、新町遊郭、かこいと大門 五、長堀の材木と鰹は土佐から来た 第七図 寺町・四天王寺 一、大坂の寺院の半分が寺町に 二、四天王寺は大坂城より大きく描かれた 三、安井天神・一心寺、夏の陣の夢の跡 四、生玉社は山麓の森にあった 五、高津宮の鳥居が大きく描かれた理由 第八図 水都の川 一、水都の風景はどのようにして生まれたか 二、川口の開拓時代と瑞賢の残したもの 三、大和川付け替えで変わる河内・和泉 ◆第二章 古地図読みくらべ 読み解き応用編 時代を語る三つの古地図 第一図 浪華往古図 一、往古の浪華への憧憬 二、渡辺津と熊野古道 三、生玉社と石山 第二図 明暦三年新板大坂之図 一、天守閣そびえる大坂城 二、城代は誰なのか 三、消えた町名、残った町名 四、西船場の空白地の意味 第三図 天保新改摂州大阪全図 一、絵図から地図へ 二、堂島・曽根崎・堀江の新地開発 あとがき 参考文献 さくいん
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