ホーム > 商品詳細
丸善のおすすめ度

発達障害の精神病理<2>

内海 健, 清水 光恵, 鈴木 國文, 青木 省三, 兼本 浩祐, 黒木 俊秀, 萩原 徹也, 平井 正三, 山下 祐一  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 10日間  数量 冊 
価格 \3,740(税込)         

発行年月 2020年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 8p,223p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経・精神疾患
ISBN 9784791110438
商品コード 1031402040
NDC分類 493.76
基本件名 発達障害
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年03月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031402040

著者紹介

内海 健(著者):東京藝術大学教授・保健管理センター長。精神科医。1955年東京都生まれ。1979年東京大学医学部卒業。東大分院神経科,帝京大学精神神経科学教室を経て現職。
清水 光恵(著者):伊丹健康福祉事務所(伊丹保健所)所長,兵庫県精神保健福祉センター医療参事。精神科医。1967年北海道生まれ。1992年東北大学医学部,1998年自治医科大学大学院修了。神戸大学保健管理センター勤務等を経て,現在に至る。
鈴木 國文(著者):松蔭病院院長・名古屋大学名誉教授。精神科医。1952年静岡県生まれ。名古屋大学卒業。マルセイユ大学外人助手,京都大学保健管理センター講師,名古屋大学医学部保健学科教授などを経て現職。
青木 省三(著者):慈圭会精神医学研究所所長・川崎医科大学名誉教授。精神科医。1952年広島県生まれ。1977年岡山大学医学部卒業。岡山大学神経精神医学教室助教授,川崎医科大学精神科学教室主任教授を経て,現在に至る。主な著書に『こころの病を診るということ』(医学書院)がある。
兼本 浩祐(著者):愛知医科大学精神科学講座教授。精神科医。1957年島根県生まれ。1983年京都大学医学部卒業。国立療養所宇多野病院を経て現職。主な著書に『てんかん学ハンドブック』(医学書院),『私が一続きの私であること』(講談社)がある。
黒木 俊秀(著者):九州大学大学院人間環境学研究院教授。精神科医,臨床心理士。1958年宮崎県生まれ。1983年九州大学医学部卒業。九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野准教授,国立病院機構肥前精神医療センター臨床研究部長を経て現職。主な著書に『発達障害の疑問に答える』(共編著,慶應義塾大学出版会)等がある。
萩原 徹也(著者):信州大学医学部精神医学教室助教。群馬県生まれ。信州大学医学部卒業後,国立病院機構小諸高原病院勤務を経て現職。主な論文に「自閉症スペクトラム障害の特性が認められた82歳の女性症例」(「精神科治療学」第27巻),主な著書に『精神医学の基盤1 薬物療法を精神病理学的視点から考える』(共著,学樹書院)がある。
平井 正三(著者):御池心理療法センター代表,認定NPO法人子どもの心理療法支援会理事長,大阪経済大学客員教授。1994年京都大学大学院教育学研究科博士課程研究指導認定退学。タヴィストック・クリニック児童青年心理療法コース修了。英国児童青年心理療法協会会員。主な著書に『精神分析的心理療法と象徴化』,『精神分析の学びと深まり』(いずれも岩崎学術出版社)がある。
山下 祐一(著者):国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第七部室長。精神科医。1972年東京生まれ。1998年東北大学医学部医学科卒業。同大学附属病院神経精神科,東京都立松沢病院精神科,独立行政法人理化学研究所脳科学総合研究センターなどを経て現職。主な著書に『計算論的精神医学』(勁草書房)がある。

内容

発達障害の概念は、精神医学のパラダイムを覆すほどの影響をもたらし、発達障害や、特に自閉スペクトラム症(ASD)に関する研究は、精神病理学の中でも大きな柱をなす重要な領域となっている。臨床知を集積し、発達障害の本質を見極めるという問題意識のもと総勢17人の専門家が集い、相互討論ワークショップを行った。本書には、そこでの徹底した議論を踏まえ書き下ろされた9編の論考が収められている。単にひとつの疾患概念の出現ということを超え、精神医学のパラダイムに深甚な影響をもたらした「発達障害」の精神世界を探究する。

カート

カートに商品は入っていません。