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司馬遼太郎旅する感性
桑島 秀樹
著
発行年月 |
2020年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
237p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784790717393 |
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商品コード |
1031421531 |
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NDC分類 |
915.6 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年04月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031421531 |
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著者紹介
桑島 秀樹(著者):1970年3月群馬県渋川市生まれ。現在、広島大学大学院総合科学研究科(2020年4月より大学院人間社会科学研究科)教授。博士(文学)。専門は美学芸術学・感性哲学・文化創造論。群馬県立渋川高等学校卒業。大阪大学文学部(美学・文芸学)卒業。同大大学院文学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員PDを経て、2004年4月より広島大学総合科学部助教授。2011年4月~12年3月トリニティ・カレッジ・ダブリン(アイルランド共和国)にて客員研究員。2016年2月より現職。この間、大阪工業大学、甲南大学、島根大学、大阪大学、京都大学などで非常勤講師。
主著に、『崇高の美学』(講談社選書メチエ、2008年)、『生と死のケルト美学――アイルランド映画に読むヨーロッパ文化の古層』(法政大学出版局、2016年、第14回木村重信民族藝術学会賞)、『バーク読本――〈保守主義の父〉再考のために』(共編著、昭和堂、2017年)などがある。
内容
旅の想像力が未来へと疾駆する!
日本各地や朝鮮半島に日本人の祖形を探り、
アイルランドやオランダ、そしてアメリカに文明の起源をたずねた司馬遼太郎。
『街道をゆく』をつらぬく独自の感性を解き明かし、
行き詰まった現代社会のその先まで見晴るかす。
時空を超えた知と想像力の旅へといざなう、新たな歴史風景論。
――まえがきより
司馬遼太郎は「旅する感性」そのものだった。そうした思いから、この本は綴られている。ここでの「感性」とは、眼前の風景のなかに過去の歴史や人間を見抜き、それを現在に蘇らせることのできる力、というほどの意味だ。司馬のこうした手腕が鮮やかに刻印された作品こそ、約25年の長い歳月にわたって書き継がれた、歴史風景の再現紀行『街道をゆく』シリーズだと思う。