専門外でも不安にならない救急外来「はじめの一手」
内容
目次
座談会 第1章 総 論 専門外の医師が救急外来に関わることの意味合い 第2章 専門外の診療に対する心構え 1 専門外でも意外と対応できる疾患や症状 2 対応できるか否かを見極めるポイント 3 救急外来での方針決定─Dispositionと診断の関係性─ 4 日々遭遇する診断エラーを回避するために 5 救急外来での患者対応 第3章 救急外来診療の実際─専門外で困るケースを中心に─ ◆ 本章の流れ 1 小児科 小児の発熱 / 小児の風邪診療 2 小外科・咬傷 創部の取り扱い / 動物咬傷の対応 / マムシ咬傷の対応 3 頭部・体幹部外傷 軽症頭部外傷・脳震盪 / 頸部外傷 / 胸腹部外傷 4 整形外科 肘の骨折 / 大腿骨近位部骨折 / 脱 臼 5 妊婦・授乳婦 妊婦の腹痛 / 妊婦の発熱 6 耳鼻科 鼻出血 / 鼻腔・外耳道異物 / 難 聴 7 泌尿器科 血 尿 / 急性陰?痛 8 眼 科 眼が痛い / 眼が赤い / 眼が見えにくい 9 皮 疹 皮疹の対応 10 ショック ショックの初期対応 11 発 熱 発熱で来た救急患者の重症度 / どうやって熱源を探すか / 危険な感染症は / 細菌感染症以外の発熱で危険なもの 12 失 神 失神の救急外来アプローチ 13 腹 痛 腹痛の初期対応 14 多愁訴 多愁訴への対応 15 精神変容 精神変容 / 発作性意識消失・痙攣発作 / 精神症状が派手で必要な同意が取れないとき 16 めまい めまいの対応 17 一過性脳虚血発作(TIA) 典型的なTIA 症状への対応 / 非典型的なTIA 症状への対応 / 脳梗塞発症の高リスク群への対応 18 脱力・倦怠感 他覚的な筋力低下がある場合 / 他覚的な筋力低下のない場合 19 高齢者の非特異的主訴 高齢者への救急外来アプローチ 第4章 専門外でも知っておきたい診療以外の対応と運営の知識Q&A ■診療前・診療時対応のQ Q1 警察や消防などの院外他職種とスムーズにやりとりするにはどうしたらよいでしょうか? Q2 紹介患者のスムーズな受け入れを行うにはどうしたらよいでしょうか? Q3 入院診療科の選定,特に分類不能例にはどう対応したらよいでしょうか? Q4 院内他科とスムーズにやりとりするにはどうしたらよいでしょうか? Q5 看護師やメディカルスタッフなどの院内他職種とスムーズにやりとりするにはどうしたらよいでしょうか? Q6 患者とのトラブルを防ぐためにはどのような点に留意したらよいでしょうか? Q7 診断書を書いてと言われたら,どうしたらよいでしょうか? Q8 心肺停止状態で搬送され死亡した患者では,死亡診断書? 死体検案書? どちらになるのでしょうか? ■診療後対応のQ Q9 帰宅時説明,時間外受診後のフォローアップはどうしたらよいでしょうか? Q10 救急外来から他院への紹介をスムーズに行うにはどうしたらよいでしょうか? 238 Q11 救急車で来て帰る手段がない高齢者や,家族が介護困難で帰宅できないケースにはどう対応したらよいでしょうか? ■救急外来運営のQ Q12 救急患者数を増やすにはどうしたらよいでしょうか? Q13 どのように診療物品を揃えたらよいでしょうか? Column1・救急外来でも収益を Q14 救急医に来てもらうにはどうしたらよいでしょうか? Column2・救急外来の運営に有用な情報源 索 引
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