すこし痛みますよ~ジュニアドクターの赤裸々すぎる日記~(PEAK books)
アダム ケイ,
Adam Kay
著
佐藤 由樹子
翻訳
発行年月 |
2020年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
269p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/社会医学/公衆衛生学一般 |
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ISBN |
9784758112116 |
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商品コード |
1031453667 |
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NDC分類 |
498.14 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031453667 |
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著者紹介
アダム ケイ(著者):1980年生まれ.イギリスの喜劇作家.テレビ・映画の脚本を手掛ける.コメディアンでもある.インペリアル・カレッジ・ロンドンを卒業後(つまりは作家になる以前は)長年ジュニアドクターとして働いていた.ウエスト・ロンドン在住.
佐藤 由樹子(翻訳):早稲田大学第一文学部ロシア文学専修卒業、英米文学翻訳家。
訳書『マルチーズ犬マフとその友人マリリン・モンローの生活と意見』、共訳書『一年でいちばん暗い夕暮れに』(以上、早川書房)他。
内容
英BBCがベン・ウィショー主演でドラマ化!
日本でも2022年4月放送開始(WOWOW「産婦人科医アダムの赤裸々日記」)
週97時間労働。命を左右する決断の連続。それなのに、病院のパーキングメーターほどにも稼げない。ジュニアドクターの現実へようこそ。全世界170万部超、e-book売上史上最高(英国)、読者絶賛の話題作。
◎原書レビューコメント
“猛烈に面白い! でもきらびやかなジョークの下で、著者は身をもって教えてくれている。ーー医療サービスが我々に何をしてくれるのか、そして我々が医療サービスに何をしようとしているのかを。――マーク・ワトソン"
“怖ろしさのあまり何度も大笑いし、ケイの悲痛な最後の行動に涙した。ジュニアドクターの現実を伝える貴重な窓。幅広い読者に読んでもらいたい一冊。――Stylist"
“容赦なく笑えて...... 言葉を失う。――New Statesman"
“最高に笑えて、胸に刺さる……笑いあり、涙あり、感動あり……そして痛みあり。でもその痛みは、私たちが受け止めなければならない大切な痛み。 ――タイムズ"
◎NetGalley会員レビュー
激務なのはみな想像はしているし、ある程度知ってる(つもり)だろう。
しかしその内容と、葛藤と、疲れや怖れなど、普段患者としてしか医師と接触しない私たちにとって、この本は医師もまた1人の普通の人間なんだと気づかせてくれる。
そうなのだ、そんな普通なことに気づかないほど私たちは、医師=スーパーマンであり、医師=万能かつ感情もフラットだと思い込んではいないだろうか。
だって自分にとって今の痛みや辛さは、自分史上今1番大変なことで、目の前の白衣の人がそこをなんとかしてくれると思っているから。しかし、その白衣の内側は逡巡や葛藤や、プライベートなども抱えているやはり1人の人間なのである。それをプロ意識が支えている。
そして、そのプロ意識が打ち砕かれるほどの衝撃と出会った時どうなるのか。
軽妙に綴られているこの日記形式の本を読了する頃には、医師という存在への眼差しが少し変わっていることだろう。
著者がそれを望んでいるかどうか、は、わからないけれど。(教育関係者)
◎出版社からのコメント
医療ノンフィクションでありながら、医学の知識はいりません。小説のように、つい読み進められます。「え?これノンフィクションなの?」と思わせるくらい、おもしろくもあり、ショッキングでもある数々のエピソード。思わず笑い、眉をひそめ、心揺さぶられます。「コウノドリ」「ブラックジャックによろしく」「医者の本音」「ER緊急救命室」など、医療現場をテーマにしたマンガ、小説、ドラマ、映画が好きな方には特にオススメです!