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いつまで続く「女人禁制」~排除と差別の日本社会をたどる~

源 淳子, 畑 三千代, 中川 智子, 佐々木 基文, 森永 雅世, 松村 徳子, 池田 恵理子, 宮前 千雅子, 土肥 いつき, 井上 理津子  著

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価格 \1,870(税込)         

発行年月 2020年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 195p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/家族・世代
ISBN 9784759267914
商品コード 1031453862
NDC分類 367.21
基本件名 女性問題
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年04月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031453862

著者紹介

源 淳子(著者):1947年島根県生まれ。「大峰山女人禁制」の開放を求める会の活動を始めて15年以上が経った。禁制か開放かの二者択一しかないので、実質は何も変わっていない。少しの希望も見えない運動を続ける理由は、ともに闘う仲間がいるからである。そのつながりは、私生活の悩みも聞いてもらい、そのありがたさが身に沁みる。大切にしたい。
畑 三千代(著者):「大峰山女人禁制」の開放を求める会共同代表。I女性会議なら代表。愛媛県出身。奈良に住んで四七年。初めて「大峰山」の「女人禁制」結界門の前に立ってから二一年。この間「大峰山」は表面上何も変わっていない。一方、ジェンダー平等意識は行きつ戻りつしながらも改善されつつある。あきらめず、したたかに活動を続けたい。
中川 智子(著者):一九四七年生まれ。一九九六年より衆議院議員(二期)。ハンセン病や薬害問題、被災者生活再建支援法等の成立に尽力。二〇〇九年、宝塚市長に就任(三期目)。二〇一八年四月六日に開催された大相撲宝塚場所における開催地首長あいさつが、女性首長は土俵上での挨拶はできない状況に問題提起し、日本相撲協会に土俵上は女人禁制という伝統に基づく方針を見直す議論を始めるよう要望書を提出した。
佐々木 基文(著者):一九五〇年生まれ。一九七三年四月より兵庫県公立小中学校教員任用(一九八九年三月退職)。一九八九年四月より高野山真言宗兵庫宗務支所下西光院住職晋山。二〇一〇年四月より高野山真言宗人権委員長就任(二〇一四年四月退任)。二〇一四年四月に西光院住職を退任し名誉住職に就任(現在に至る)。二〇一四年七月より高野山真言宗社会人権局長就任(現在に至る)。
森永 雅世(著者):大峰山系の美しい山々を見ながら日々を過ごしています。地元に暮らすものとして、「女人禁制」という特定の性を拒む制度がなくなるように対話を続けたいと思います。それは、すべての人権を尊重することにほかなりません。人権擁護委員。
松村 徳子(著者):一九六三年奈良県生まれ。奈良女性史研究会所属。生家は街道沿いの料理旅館で、大峰山の山上参りに向かう男性たちや、「仲居さん」として、また「嫁」として働く女性たちの姿を見て育ちました。「水平社運動の時、女の人たちは何してはったんやろ?」子どもの頃の自分の問いに答えるためにも、女性への聞き書きを続けていきたいと思います。
池田 恵理子(著者):一九五〇年生まれ。NHKディレクターとして女性、戦争、教育、エイズ、「慰安婦」問題などの番組を制作。一九九〇年後半からは仕事の傍ら「慰安婦」支援と記録の活動を始め、二〇〇〇年の女性国際戦犯法廷の開催、二〇〇五年のアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)の創設に携わり、現在に至る。二〇一〇年よりwam館長、二〇一八年からは名誉館長。
宮前 千雅子(著者):関西大学人権問題研究室委嘱研究員。リバティおおさか(大阪人権博物館)学芸員時代、大峰山の結界門の原寸大を展示するために、その高さや幅などを計測に行ったことが思い出されます。あれから二五年が経ちました。いまだにその禁制が解かれない現実は、医学部入試における女性差別と通底する課題だと実感します。
土肥 いつき(著者):京都府立高校教員。全外教事務局次長。Stn21副代表。一九九二年頃より京都在日外国人生徒交流会をはじめ、気がつくと全国在日外国人生徒交流会(ゼンコー)の世話人になる。二〇〇六年にトランスジェンダー生徒交流会を開始。さらにゼンコー卒業生の会やカフェ玖伊屋などの世話人をしている。最近ではいろいろな交流会の参加者が混じって、混沌状態になっている。
井上 理津子(著者):ノンフィクションライター。著書に『さいごの色街 飛田』『葬送の仕事師たち』『遊廓の産院から』など。 WEB「人権情報ネットワーク ふらっと」の取材で、源淳子さんを始め「大峰山女人禁制」の開放を求める会の人たちと知り合ったのは二〇〇四年。翌二〇〇五年に「大峰山に登ろうプロジェクト」に参加したことが思い出される。

内容

相撲の土俵上や信仰の場など、「伝統」「文化」「宗教」を理由とした女性排除の空間が日本社会に数多く存在する。第1部では、このような「女性排除」の構造を浮き彫りにすると同時に、第2部で、「部落差別」「ハンセン病者排除」「LGBT排除」など、「女性排除」の構造と相似した「マイノリティ排除」の実態を明らかにする。大相撲春巡業「宝塚場所」の際に、土俵上からの挨拶を拒否された中川智子宝塚市長のインタビューも掲載。

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