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逃亡者の社会学~アメリカの都市に生きる黒人たち~

アリス・ゴッフマン  著

二文字屋 脩, 岸下 卓史  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,970(税込)         

発行年月 2021年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 495p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784750516387
商品コード 1031454373
NDC分類 316.853
基本件名 黒人
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年05月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2021/05/15、読売新聞 2021/08/01、日本経済新聞 2022/10/08
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031454373

著者紹介

アリス・ゴッフマン(著者):1982年生まれのアメリカの社会学者。2004年にペンシルベニア大学を卒業した後、2010年にプリンストン大学で博士号を取得。本書の元となった博士論文は、2011年にアメリカ社会学会の最優秀博士論文賞に選ばれた。ウィスコンシン大学社会学部助教を経て、現在はポモナ大学社会学部客員准教授。
二文字屋 脩(翻訳):愛知淑徳大学交流文化学部准教授。早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター講師を経て、2021年より現職。首都大学東京(現・旧:東京都立大学)大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(社会人類学)。
著作に『人類学者たちのフィールド教育——自己変容に向けた学びのデザイン』(共編著、2021年、ナカニシヤ出版)など。共訳書にエドゥアルド・コーン著『森は考える——人間的なるものを超えた人類学』(2016年、亜紀書房)。
岸下 卓史(翻訳):筑波大学ほか非常勤講師。立教大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。主な論文に「ミルパルテンセ概念の多様性に関する実証的研究——先住民世をめぐる葛藤についての一試論」(2010年、『イベロアメリカ研究』)、「『先住民性』の多分脈化をめぐるミルパアルタ村落の民俗誌——『伝統』と社会的帰属のローカリズム」(2015年、博士学位論文)がある。

内容

刊行以来、賛否両論を巻き起こしたエスノグラフィ、ついに翻訳。

社会学の巨人アーヴィング・ゴッフマンを父にもつ著者・アリスは、フィラデルフィアの黒人居住地区「六番ストリート」に六年間暮らし、さまざまな罪状で追われる若者たちと日々を過ごす。

頻繁に行われる逃走劇や、警察による家宅捜索、刑務所を訪れる恋人や犯罪に加担する家族たち——。
麻薬や殺人とも深く結びついた生々しい営みをつぶさに観察していく中で、アリスは大きな事件に巻き込まれていく。

犯罪が日常化した暮らし、巨大な影響を及ぼす司法システム、それに対する人々の一筋縄ではない関わり……。「これが、アメリカで生きる黒人たちのリアル」

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