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なぜ貧しい国はなくならないのか~正しい開発戦略を考える~ 第2版
大塚 啓二郎
著
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,300(税込)
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発行年月 |
2020年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
281p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/国際経済 |
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ISBN |
9784532358488 |
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商品コード |
1031479232 |
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NDC分類 |
333.8 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2020年04月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2020/12/19 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031479232 |
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著者紹介
大塚 啓二郎(著者):神戸大学大学院経済学研究科特命教授、専門は開発経済学1948年生まれ。71年北海道大学農学部農業経済学科卒業、74年東京都立大学大学院修士課程修了、79年シカゴ大学大学院博士課程修了、同年エール大学経済成長研究所ポストドクトラルフェロー、80年東京都立大学経済学部講師、91年同教授、2001年政策研究大学院大学教授、2016年から現職。この間、国際農業経済学会会長、世界銀行主任研究員を歴任。2010年紫綬褒章受章。2018年学士院会員。
内容
●開発経済学のベストテキストを全面改訂
今年のノーベル経済学賞は、行動経済学を経済開発に応用した研究でした。残された国々の浮上はなぜ困難なのか。それは誤った戦略がとられているからです。適切な政策さえとれば、貧困国も浮上可能なのです。貧しい国から貧困をなくしていく戦略的学問、それが本来の開発経済学の目的。本書は、経済学は知らないけれども貧しい国を浮上させる術について知りたい人びとのための書です。
筆者は農業と製造業の双方について、アジアとアフリカで現地調査型の研究を重ねてきました。また、世界銀行に出向した時期は、開発戦略という視点から各国への資金援助を詳細に分析しました。筆者が研究対象としたのは、中国、台湾、ベトナム、フィリピン、タイ、インドネシア、インド、ネパール、スリランカ、ガーナ、エチオピア、ケニア、ウガンダ、マラウィ。また、農業や産業の発展ばかりでなく、環境問題、国家の役割、ジェンダーについても関心を払ってきました。カバーする地域も分野も内外の研究者でこのレベルに達している開発経済学者はほとんどいません。
本書は、2015年に刊行された『なぜ貧しい国はなくならないのか』を最新のデータに基づいて全面改訂したものです。前作は教科書で記述されている理論を自ら検証した上での入門書であり、強い説得力が高く評価されました。その意味で、本書は定説をまんべんなく解説した通常の教科書や入門書とは異なります。
筆者は、日経・経済図書文化賞を2度受賞し、シカゴ大学でシュルツ(唯一のノーベル経済学賞受賞農業経済学者)、フリードマンから直接教えを受けた世界的な開発経済学者。2018年には学士院会員となり内外から高く評価されています。