高血圧診療ガイド<2020>
内容
目次
1 高血圧の診断と疫学 A 血圧とは B 血圧計 C 血圧の評価:診察室血圧と診察室外血圧 D 高血圧の診断 診察室血圧/診察室外血圧/白衣高血圧/仮面高血圧 E 高血圧の疫学 高血圧の予後と管理状況/日本人の高血圧の特徴 F 高血圧への対策 2 二次性高血圧のスクリーニング A 二次性高血圧総論 レニンとアルドステロンの評価/身体所見/血液一般検査/病歴 B 腎血管性高血圧 C 腎実質性高血圧 D 内分泌性高血圧 原発性アルドステロン症/クッシング症候群・サブクリニカルクッシング症候群/褐色細胞腫・パラガングリオーマ/その他の内分泌性高血圧 E 睡眠時無呼吸症候群 F 薬剤誘発性高血圧 3 臓器障害の評価 A 脳・眼底 認知機能検査/抑うつ状態評価試験/眼底検査/CTもしくはMRI B 心・血管 問診/診察/検査 C 腎 腎機能検査/推算糸球体濾過量(eGFR)の計算/試験紙法による尿蛋白の解釈と対処/その他の腎機能検査 D 臓器障害評価at a glance 4 治療計画の策定 高血圧の管理および治療の基本方針 A 治療の基本 B 初診時の血圧レベル別の高血圧管理計画 C 降圧目標 D 降圧薬治療の原則 E 高齢者高血圧 5 生活習慣の修正 A 食事療法 食塩制限/その他の栄養素 B 適正体重の維持 C 運動療法 D 節 酒 E 禁 煙 F その他 G 複合的な生活習慣の修正 6 降圧薬治療 A 降圧薬選択の基本 第一選択薬/降圧薬の使い方/薬剤相互作用/降圧薬の減量と中止 B 併用療法と配合剤 併用療法のメリット/併用療法における降圧薬の組み合わせ/配合剤 C 各種降圧薬の特徴と主な副作用 Ca拮抗薬/ARB/ACE阻害薬/直接的レニン阻害薬(DRI)/利尿薬/β遮断薬/α遮断薬/MR拮抗薬/中枢性交感神経抑制薬/古典的な血管拡張薬 7 治療抵抗性高血圧 A 定義と頻度 B 治療抵抗性高血圧の要因と評価 C 治療抵抗性高血圧への対策 D 腎交感神経デナベーション 8 合併症を有する高血圧の管理 脳血管障害,心疾患,腎疾患,糖尿病 A 脳血管障害 超急性期・急性期の降圧療法/慢性期の降圧療法/無症候性脳血管障害 B 心疾患 心肥大/安定冠動脈疾患/心不全/心房細動 C 腎疾患 CKDの定義/CKDを合併する高血圧の病態/CKDを合併する高血圧の治療 D 糖尿病 高血圧と2型糖尿病/糖尿病合併高血圧の診療/耐糖能の評価/降圧目標/降圧薬の選択 9 女性の高血圧 A 若年女性にみられる二次性高血圧 B 妊娠高血圧症候群(HDP)分類と治療 分類/治療/妊娠中の降圧薬 C 妊娠時の減塩は推奨されるか 妊娠時の生理学的変化/6g/日未満の減塩を妊娠高血圧の非薬物治療として推奨しない理由 D 授乳期に投与できる降圧薬 授乳期の薬剤投与の考え方/授乳婦と降圧薬 E 更年期の高血圧と女性の高血圧 更年期の高血圧の特徴/女性の高血圧の特徴 10 専門医に紹介するポイント A 専門医に関する情報と紹介の仕方 専門医に関する情報/紹介のタイミング/紹介に際して B 専門医への紹介を強く勧める病態とタイミング 二次性高血圧を疑った場合/治療抵抗性高血圧/高血圧緊急症および切迫症/妊娠高血圧症候群 C 専門医への相談を勧めるケース 臓器障害の悪化時/降圧薬の副作用/血圧変動 11 患者指導のポイント すべての診断・治療は,医療者の言葉を添えて A 医師-患者関係の構築 医師-患者関係の構築のために/受診を阻害する要因を把握/協働共有意思決定(shared decision making)/患者が理解できる言葉を選択する B 指導・説明のポイント 疾患に関する説明/治療に関する説明 付 録 降圧薬一覧 索 引
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