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書評掲載

言葉の守り人

ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ  著

吉田栄人  翻訳
エンリケ・トラルバ  イラスト
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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2020年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 219p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/アメリカ文学
ISBN 9784336065667
商品コード 1031593547
NDC分類 995
書評掲載誌 朝日新聞 2020/08/01、東京・中日新聞 2020/08/16、毎日新聞 2020/08/29
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031593547

著者紹介

ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ(著者):小説家、詩人、教師。1952年、メキシコ合衆国カペンチェ州カルキニ市に生まれる。カルキニの文学サークル「ヘナリ」創設者の一人。2002年から2005年にはメキシコ先住民作家協会の会長を務める。詩の朗読によって米国ニューヨークなどの文学フェスティバルで詩人賞を受賞(2016年)。同年には南北アメリカ先住民文学賞を受賞。主な著作には『おじいさんの秘密』(2001年)、『金の涙――ここではマヤ語を使うな!』(2013年)などがある。
吉田栄人(翻訳):東北大学大学院国際文化研究科准教授。1960 年、熊本県天草に生まれる。専攻はラテンアメリカ民族学、とりわけユカタン・マヤ社会の祭礼や儀礼、伝統医療、言語、文学などに関する研究。主な著書に『メキシコを知るための60 章』(明石書店、2005 年)、訳書にソル・ケー・モオ『穢れなき太陽』(水声社、2018 年。2019年度日本翻訳家協会翻訳特別賞)。
エンリケ・トラルバ(イラスト):イラストレーター、デザイナー。1969年、メキシコ合衆国ゲレロ州チラパ市に生まれる。メトロポリタン自治大学卒業。ハイパーリアリズムを特徴とする。雑誌や書籍の挿絵以外にも、ポスターやアニメーションなども手掛ける。2000年から子供向け図書の挿絵を中心に描く。パリやケベックなど外国で開かれたブックサロンでメキシコを代表するイラストレーターとして参加。メキシコ・イラストレーター協会(Asociación Mexicana de Ilustradores)創設者の一人。

内容

「ぼく」はある時、祖父のグレゴリオおじいさんに呼ばれ、マヤの伝承の語り手たる〈言葉の守り人〉に選ばれた。
「ぼく」はおじいさんに連れられて、神々と精霊たちが棲まう森へ、夜ごと修行に出かけるようになる。
不思議な鳥たちとの邂逅、風の精霊の召喚儀式、蛇神の見せる夢と幻影の試練……「ぼく」は森の中で不思議な体験をしながら、おじいさんから〈言葉の守り人〉を継ぐために必要な、世界と言葉のもつ秘密を少しずつ教わっていく。
現代マヤ語文学を代表する作家ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチによる、神話の森を舞台に少年が受ける通過儀礼と成長を描いた、呪術的マヤ・ファンタジー。

挿画=エンリケ・トラルバ

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