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データで見る行動経済学~全世界大規模調査で見えてきた「ナッジ(NUDGES)の真実」~
キャス・サンスティーン,
ルチア・ライシュ
著
遠藤 真美
翻訳
大竹 文雄
監修
発行年月 |
2020年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
285p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想 |
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ISBN |
9784822288839 |
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商品コード |
1031626130 |
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NDC分類 |
331 |
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本の性格 |
学術書/実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2020年05月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2020/06/06 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031626130 |
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著者紹介
キャス・サンスティーン(著者):ハーバード大学教授。ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー教授との共著『実践行動経済学:健康、富、幸福への聡明な選択』(日経BP、原題「Nudge」)の出版によってナッジの提唱者として知られる。 オバマ政権では行政管理予算局情報・規制問題室(OIRA)室長として2009年から2012年まで働き、アメリカの政策にナッジを活用した。研究分野は種々の法制度から行動経済学まで幅広い。 著書には、上記の共著のほか、『シンプルな政府:“規制"をいかにデザインするか』(NTT出版)、『#リパブリック:インターネットは民主主義になにをもたらすのか』『命の価値: 規制国家に人間味を』(以上、勁草書房)、『スター・ウォーズによると世界は』(早川書房)など多数がある。
ルチア・ライシュ(著者):コペンハーゲン・ビジネススクール教授。専門は行動経済学。 消費者政策と健康政策に関わる行動経済学的研究で非常に多くの実績をあげ、ドイツの政策に様々なアドバイスをしている。
遠藤 真美(翻訳):翻訳家。主な訳書に『実践行動経済学:健康、富、幸福への聡明な選択』『市場リスク 暴落は必然か』(以上、日経BP)、『ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀』(東洋経済新報社)、『行動経済学の逆襲』(早川書房)、『50 いまの経済をつくったモノ』(日本経済新聞出版社)などがある。
大竹 文雄(監修):1961年京都府生まれ。1983年京都大学経済学部卒業、1985年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、1996年大阪大学博士(経済学)。大阪大学社会経済研究所教授などを経て、大阪大学大学院経済学研究科教授。専攻、行動経済学、労働経済学。 著書には、『日本の不平等:格差社会の幻想と未来』(日本経済新聞社、サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞、エコノミスト賞受賞)、『行動経済学の使い方』(岩波書店)、『競争と公平感:市場経済の本当のメリット』『経済学的思考のセンス:お金がない人を助けるには』(以上、中央公論新社)など多数がある。
内容
新型コロナウィルスの流行――
政府の対応が国によって違う裏側には、
各国民の「ナッジへの反応度」が関係していた!?
・日本人の、政府の働きかけに対する反応は、やっぱり「特殊」!?
・アメリカ、イギリス、イタリア、フランス、ドイツ……各国民はどう考えているのか?
・中国と韓国がいつも「過剰に反応」しているように見える理由
各国民の深層心理が見える、全世界規模調査を大公開!
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アメリカは活用に積極的。
デンマークは慎重派。
では、日本は……?
「ナッジ(Nudge)を用いることを検討している担当者、
そしてナッジに警戒心をもっている人々の必読書」
(大阪大学大学院経済学研究科 大竹文雄氏[解説]より)
“使える経済学=ナッジ"を
大事なプレゼン、キャッチコピーづくり、
マーケティング、コンサルティングの現場で、
賢く役立てよう
「誰が、どのように働きかけたら、大勢の賛同を得られるか」がデータでわかる。
「ナッジ」の提唱者の一人が贈る、「ナッジ」活用の基本原則。
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ナッジとは、
強制や金銭的動機付け(インセンティブ)に頼らず、
選択の自由を残しながらも、望ましい方向に誘導する、
ちょっとした工夫です。
どのようにナッジを活用すれば、
人々が自身の選択に納得感を持ち、満足できるのか。
「習慣化したいけれど、面倒くさいこと」を難なく継続し、
「悪いことだとわかっているけれど、やめられないもの」を無理なく断つという、
「ナッジのメリット」を享受できるのか。
本書には、ナッジを最も効果的に活用するためのヒントが満載です。
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[本書の調査対象国一覧]
日本 アメリカ アイルランド イギリス イタリア
オーストラリア カナダ 韓国 中国 デンマーク
ドイツ ハンガリー ブラジル フランス ベルギー
南アフリカ メキシコ ロシア