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英国流旅の作法~グランド・ツアーから庭園文化まで~(講談社学術文庫 2619)
中島 俊郎
著
桑木野 幸司
他
発行年月 |
2020年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
293p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/イギリス・アイルランド史 |
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ISBN |
9784065200513 |
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商品コード |
1031770010 |
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NDC分類 |
233.06 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年08月3週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2020/08/02 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031770010 |
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著者紹介
中島 俊郎(著者):中島俊郎(なかじま としろう)1949年生まれ。英文学者、甲南大学名誉教授。甲南大学大学院人文科学研究科博士課程英文学専攻単位取得。1997-98年オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジ研究員。甲南大学文学部助教授を経て、93年、同教授。著書に『オックスフォード古書修行 書物が語るイギリス文化史』、訳書に『歴史と文学 近代イギリス史論集』キース・トマス 編訳など。
桑木野 幸司(他):桑木野幸司(くわきの こうじ)1975年、静岡県生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程単位修得退学。博士(文学)(ピサ大学)。第八回(平成23年度)日本学術振興会賞受賞。現在、大阪大学大学院文学研究科教授。専門は、西洋美術・建築・都市史・ルネサンス思想史。2019年『ルネサンス庭園の精神史』でサントリー学芸賞受賞。主な著書に『記憶術全史 ムネモシュネの饗宴』(講談社選書メチエ)、『叡智の建築家』(中央公論美術出版)、『ルネサンスの演出家ヴァザーリ』(共著、白水社)など。
内容
18世紀、古典教養を学ぶため、貴族の子弟や家庭教師がこぞってイタリアへと旅した、「グランド・ツアー」。
フランス革命が始まって海外渡航が難しくなると、今度は湖水地方への国内旅行へとシフトチェンジ、
ガイドブック片手に風景観賞(ピクチャレスク美)で美意識を磨く。
はたまた馬車が流行りだせば、「自らの歩き、詩想を深めるべし」と徒歩旅行が大ブームに。結果、ワ-ズワスはじめ、世界的ロマン派詩人を次々生み出した――。
どんな時代もどんな状況でも、「旅で学ぶ」「旅で成長する」という信念を守り続けた英国人。
彼らは、なぜこれほどまでに旅に焦がれ続けたのか。
旅の効用とは、一体何なのか。
その飽くなき情熱と、彼らが愛してやまない理想郷「田園」の精神的意味を
様々な史料、図版とともに考察する。
学術文庫版解説・桑木野幸司「イタリアが造った英国の風景」
本書は『イギリス的風景 教養の旅から感性の旅へ』(NTT出版 2007年刊)を加筆修正、改題したものです。