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書評掲載

辰巳芳子ご飯と汁物~後世に伝えたい食べ物~

辰巳 芳子  著

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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2020年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 127p
大きさ 27cm
ジャンル 和書/社会科学/生活科学/生活科学
ISBN 9784140333105
商品コード 1031784621
NDC分類 596
基本件名 料理
書評掲載誌 読売新聞 2020/09/13、毎日新聞 2020/09/05
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031784621

著者紹介

辰巳 芳子(著者):料理研究家、エッセイスト。1924(大正13)年生まれ。料理研究家の草分けだった母・辰巳浜子のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研鑽も重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼する。鎌倉の自宅や周辺の施設でスープ教室を主宰し、高齢者や病気の方へスープを提供できるよう指導している。「大豆100粒運動を支える会」会長を務める。 著書に『辰巳芳子の旬を味わう -いのちを養う家庭料理』、『辰巳芳子 慎みを食卓に -その一例』(ともにNHK出版)がある。

内容

「いのちのスープ」で知られる95歳の著者が、日本のために思いを託す、ご飯と汁物

日本の2018年度の食料自給率はカロリーベースで約37%。先進国の中でもかなり低い。私たちは「持たざる国」に住んでいることを自覚せねばならない。しかし、米と大豆さえあればこの国は何とかやっていける。米は主食「ご飯」、大豆はみそ、しょうゆなど「汁物」の原料。
本書では、四月は胚芽米ご飯とあさりのみそ汁、五月はたけのこご飯と鶏のすっぽん仕立て、六月は梅干しご飯とえんどうのけんちん汁、十月はかやくご飯と天ぷらのみそ汁、十一月は麦ご飯ととろろ汁、三月は五目ずしとはまぐりの吸い物など、季節ごとに食べたいご飯と汁物を紹介し、その大切さを説く。
著者は、脳血栓で倒れて言語障害を伴う半身不随の父親の8年におよぶ介護を通じ、スープの重要性に気づくことになる。その代表的なスープである「玄米スープ」と「干ししいたけのスープ」も掲載している。
また、著者と親交のあるヒゲタ醤油株式会社・取締役相談役の濱口敏行氏が「しょうゆについて」を、合資会社八丁味噌(屋号カクキュー)・代表社員の早川久右衛門氏が「八丁味噌について」を寄稿し、しょうゆやみそが日本の食文化に欠かせない調味料であることを力説している。
ご飯と汁物のレシピだけでなく、米と大豆との向き合い方を考えさせる一冊である。

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