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ウイルスの世紀~なぜ繰り返し出現するのか~

山内 一也  著

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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2020年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 237p,14p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/内科学/感染症
ISBN 9784622089261
商品コード 1031842448
NDC分類 493.87
基本件名 ウイルス感染症
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年09月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2020/08/29、日本経済新聞 2020/09/12
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031842448

内容

20世紀後半以降、人間社会に次々に出現するようになった新たなウイルスを「エマージングウイルス」という。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)もその一つである。
新型コロナウイルスにおいて起きたことは、他のエマージングウイルスにおいてすでに起きていた。感染者と共に大西洋を渡ったラッサウイルス。宿主であるコウモリからほかの動物を介してヒトに伝播したニパウイルス。院内感染がクラスターとなったエボラウイルス。憶測が差別につながったハンタウイルス。そして、SARS・MERSウイルスの出現は、コロナウイルスのグループからさらに新たなウイルスが出現する可能性があることを示唆していた。
人類は、ウイルスの発見以来、ワクチンや治療薬、分離・判定技術、情報網などの対抗手段を急速に発展させてきた。しかしその一方で、人間社会の発展そのものが新たなウイルスの出現を促し、感染を加速させているという見方もできる。動物やヒトが密集し、短時間に長距離を移動できるようになったことにより、ウイルスと新たな宿主が出会う機会は急増し続けている。
エマージングウイルスの10の事例を通じてウイルスと人間社会の関係を俯瞰し、今後も新たなウイルスが繰り返し社会に現れうることを警告する書。

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